通勤電車に乗らずに済むのはありがたいけど、仕事上でデメリットとかあるのかな?
こんにちは、びずろぐです。最近増えてきたリモートワーク。
場所にとらわれずに仕事できるので、朝の通勤電車に乗ることがない・作業に集中できそうといったメリットのイメージが湧きます。
実際リモートワークを実践してみると、通勤ストレスがなくなるのは事実ですが、仕事をしていくとデメリットを感じる場面も多々あります。
この記事では、リモートワークを実際に私が経験したことをもとに以下のことを解説していきます。
- リモートワークをしてみて感じたメリット
- リモートワークをしてみて感じたデメリット
- マネジメント視点からみたリモートワークのメリット解消
- 一部上場会社のインターネット会社でwebディレクター経験があります。
- 現在はリーダーとしてリモートワークをベースにチームマネジメントをしています
リモートワークとは?テレワークとどう違う?
そもそもリモートワークはどんな意味でしょう?
テレワークという言葉もありますが、どんな違いがあるのでしょう?
結論:ほとんど同じです
結論を先に言うとほとんど同じです。
- リモートワークは「リモート:remote=遠隔・遠い」、「ワークwork=働く」の2つの言葉が合体した造語
- オフィス以外の場所で働くことを指す
- テレワークは「テレ:tele=離れたところ」、「ワークwork=働く」の2つの言葉が合体した造語
- 「在宅勤務」「モバイルワーク(顧客先や移動中に仕事をすること)」「サテライスオフィス勤務」の総称
リモートワークは働き方と言う意味に対し、テレワークは3つの働き方の総称という違いがありますが、ニュアンスとしてはほぼ同じですね。
リモートワークのメリット
まずリモートワークのメリットを見ていきたいと思います。
実際にリモートワークをやってみて感じたのは以下の3点。
- 通勤ストレスからの開放
- 作業に集中できる
- 育児・介護・場所などの制約があっても自宅で働ける
メリット1:通勤ストレスからの開放
リモートワークはオフィス以外で働くことになるため、オフィスに通う必要がありません。
それによって、解消されるのは朝の通勤電車からの解放ですね。
満員の通勤電車や、車両トラブルでやたら待たされたりした経験はみなさんあるのではないでしょうか。
また仕事が終わった後の帰りの電車にも乗らなくてよくなります。
リモートワーク をすると、これが思った以上にストレスに感じていたのだなと実感させられます。
オフィスへの移動時間が減る分、朝・夜の時間にゆとりがもてます。
メリット2:作業に集中できる
オフィスではなく基本的に自宅で作業をしているため、話しかけられることがなくなり、周囲の話し声もないため、静かな環境で仕事をすることができ作業に集中することができます。
好きな音楽をかけたり自分が集中しやすい環境にできることもメリットにあげられます。
メリット3:育児や場所などの制約があっても自宅で働ける
オフィスに通勤するとなると、家のことが見られなくなるため育児などに影響が出ます。
リモートワークは家子供の近くで仕事をすることができます。
また、夫側がリモートワークができればふたりとも家にいることで負担を減らすこともできますね。
ちなみに私の会社では長野に引っ越すことが決まった方がいましたが、退職せずにリモートワークで働いています。
リモートワークのデメリット
いい面ばかりではないリモートワーク 。
次はデメリットも見ていきたいと思います。
- 自己管理力がない人には厳しい
- 気軽な相談がしづらい。チャットに時間が取られる
- お互いのタスク状況が把握しづらい
リモートワークはチームで働く時にデメリットがあると感じています。
オフィスで働いていた場合は対面前提でしたが、リモートワークは非対面。仕事のやり方を変えていく必要がありそうです。
デメリット1:自己管理力がない人には厳しい
リモートワークは家で自由に仕事ができる反面、誰も見ていないためサボロウと思えばばれずにさぼれてしまいます。
仕事の息抜きをしていたら、長引いて時間内に終わらないということも人によってはあるでしょう。
デメリット2:気軽な相談がしづらい。チャットに時間が取られる
リモートワークのコミュニケーションのベースになるのはスラックなどのチャットになります。
文字ベースだと主語述語を明確にしないと齟齬が起きるので、文章に対して気を使う必要が出てきます。
オフィスだと対面だからニュアンスで伝わることもあり、数分で終わる相談もチャットベースだと数十分かかるケースもしばしばありました。
じゃあビデオ会議で話せばいいのでは、と最初私も思っていましたが相手が何をしているか見えないため、事前確認が意外と手間なんですよね。
デメリット3:お互いのタスク状況が把握しづらく予定が立てづらい
上述の通り、リモートワークではお互い顔が見えない状態で仕事をするため、何をしているのかが把握しづらいです。
一人で作業している分には問題ありません。
しかし、チームで作業する場合やマネジメント視点にたつと、メンバー・部下が何をしているか把握できず予定が立てづらいというデメリットがあります。
リモートワークのデメリットの解消方法は?
いい面ばかりではないリモートワーク。
対面で仕事ができないならできないなりに、今までのやり方を柔軟に変えていく必要があります。
ここでは私の体験談から、こうしたらデメリットが解消できた(できそう)という方法を紹介します。
- 実績管理を徹底してタスクの見える化をする
- 実績管理をもとに毎日15分朝会を実施。細かくコミュニケーションをとる
- 各自が積極的に情報発信。基本の報連相に立ち返ろう
- 文章は5W1Hを明確にして、チャットのやり取りの回数を減らそう
実績管理を徹底してタスクの見える化をする
リモートワークではお互いのタスク状況が把握しづらく、各自の自己管理能力に依存してしまいます。
タスク状況を把握できるようにし、各自の自己管理能力に依存しないためにはチーム・組織単位で仕組化することをおすすめします。
私の会社では毎日各自が何をして、どのくらい時間を割いたのかを記録してもらっています。
そしてその記録を最後に上司が確認→承認するという流れを作っています。
実績管理をもとに毎日15分朝会を実施。細かくコミュニケーションをとる
リモートワークではオフィスと異なり話す機会が少なくなります。
そこで、毎日15分朝に強制的に話す機会を作ることで、お互いの進捗を確認できるようにするのをおすすめします。
私が実践しているのは、上述の実績管理をもとにして毎日15分朝会を実施。
それぞれ「今日やること」「悩み」を共有してもらっています。
実績管理があると、これから何をやるかがテキストになっているので、「これはやらなくていい」「これはどうなってるの?」ということがその場で聞けるのでかなり効率的なコミュニケーションができていると感じています。
各自が積極的に情報発信。基本の報連相に立ち返ろう
リモートワークではやりとりがチャットベースになります。
チームで作業をする場合は、仕事の基本の、報連相(報告・連絡・相談)に立ち返り、お互い何をしてて何を思っているのか、各自が積極的に情報発信するようにしましょう。
情報発信を積極的にやらない人のマネジメントはタスク進捗が追いづらく大変でした。
チームマネジメントをしている人は、報連相を義務化するような体制づくりを心がけましょう。
文章は5W1Hを明確にして、チャットのやり取りの回数を減らそう
チャットによるやりとりがベースになるリモートワーク。
会話ではなく、文章によるコミュニケーションがメインになります。
チャットで仕事を進める上で大事なのはやり取りの回数を減らすこと。
会話の感覚で文章を書くのではなく、5W1Hを意識してなるべく一度で相手に理解してもらえる文章を心がけましょう。
まとめ
私の経験談も交えてリモートワークのメリットデメリットをまとめてみました。
今後リモートワークを導入する企業は確実に増えていくことが予想されます。私の経験談が参考になれば幸いです。
- 通勤ストレスからの開放
- 作業に集中できる
- 育児・介護・場所などの制約があっても自宅で働ける
- 自己管理力がない人には厳しい
- 気軽な相談がしづらい。チャットに時間が取られる
- お互いのタスク状況が把握しづらい
デメリット解消方法
- 実績管理を徹底してタスクの見える化をする
- 実績管理をもとに毎日15分朝会を実施。細かくコミュニケーションをとる
- 各自が積極的に情報発信。基本の報連相に立ち返ろう
- 文章は5W1Hを明確にして、チャットのやり取りの回数を減らそう
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